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HDMIのL字・90度アダプタとL字ケーブルの選び方|向き(上/下/左/右)と使い所

HDMIのL字・90度アダプタとL字ケーブルの選び方を表すアイキャッチ HDMI
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「hdmi l字」「hdmi l型」「hdmi 90度」で調べているあなたは、壁掛けテレビの裏やゲーム機の背面でHDMIケーブルが折れ曲がって困っている、あるいはL字のパーツにどんな種類があるか知りたいはずです。

結論として、ケーブルの向きだけを変えたいなら「L字(90度)変換アダプタ」を既存ケーブルの先に挿すのが手軽です。

最初からケーブルごと替えるなら「片側L字のHDMIケーブル」を選びます。

どちらも向き(上/下/左/右)の種類があり、端子の位置と壁との距離で選びます。

この記事では、L字アダプタとL字ケーブルの違い、向きの選び方、壁掛けテレビ・PS5・ノートPCでの使い所、端子への負荷などの注意点までまとめます。

長さを延ばしたい場合は HDMIを延長する方法まとめ を参照してください。

L字アダプタとL字ケーブルの基本

HDMIのL字アダプタの向き(上向き・下向き・左向き・右向き)の違いを示す図解

L字アダプタとL字ケーブルの違い

どちらもケーブルを機器の面に沿わせて、端子の飛び出しを抑えるためのものです。

  • L字変換アダプタ:
    片側がオス(挿す側)、片側がメス(受け側)で、90度に曲がっている小さなパーツ。手持ちのまっすぐなケーブルの先に挿すだけで使える。数百円。
  • 片側L字のHDMIケーブル:
    ケーブルの片方のコネクタが最初からL字になっている。アダプタより接点が増えず安定するが、向きを変えたいときはケーブルごと買い替え。

すでにケーブルがあり、向きだけ直したいならアダプタ。これから買うならL字ケーブルが無難です。

向きの種類(上向き・下向き・左向き・右向き)

L字は「端子を挿したときに、ケーブルがどちらへ出ていくか」で種類が分かれます。

向きケーブルが出ていく方向主な使い所
下向き(縦型・下L)端子から真下へ壁掛けテレビの背面(ケーブルを床方向へ落とす)
上向き(縦型・上L)端子から真上へ端子が機器の下部にあり、上に逃がしたいとき
左向き/右向き(横型)端子から左右どちらかへノートPC・ミニPCの側面、ラックの横方向の隙間
回転式(ロータリー)360度自由に角度を変えられる向きが読めない、複数機器で使い回したいとき

「縦型/横型」という呼び方をする製品もあります。

縦型はコネクタの幅の広い面に対して上下、横型は左右に曲がります。

どこを見て向きを選ぶか

機器のHDMI端子の位置と、その先にある壁・家具との距離を見て選びます。

端子が機器の背面にあり、後ろの壁が近いなら「下向き」でケーブルを床方向へ。

端子が側面にあり、机や棚が迫っているなら「左向き/右向き」。

判断に迷うなら、角度を自由に変えられる回転式(ロータリー)が確実です。

買う前に、機器を実際に置く場所で、端子から壁まで何cm空いているかを測っておくと失敗しません。

使い所と選び方

壁掛けテレビ・ゲーム機・ノートPC・テレビ台の隙間でL字アダプタを使う場面のイラスト

壁掛けテレビの裏

壁掛けテレビはL字アダプタの最も多い用途です。背面の端子にまっすぐなケーブルを挿すと、コネクタが壁に当たってテレビが浮いたり、ケーブルが根元で折れたりします。

端子が下向き・横向きに付いているテレビが多いので、ケーブルを床方向へ逃がす「下向きL字」が基本です。

テレビと壁の隙間が数mmしかない超薄型設置なら、コネクタ自体が薄い「スリムL字」も検討します。

PS5・ゲーム機の背面

PS5など背面が壁やテレビ台に近い置き方だと、まっすぐなHDMIケーブルが後ろに大きく飛び出して置き場所を圧迫します。

下向きまたは横向きのL字で、ケーブルを本体の面に沿わせると設置がすっきりします。

ただしPS5は4K/120Hzを使う場合、L字アダプタで帯域が落ちて映らなくなることがあるため、48Gbps対応を明記した製品を選び、心配なら片側L字のウルトラハイスピードケーブルにします。

ノートPC・ミニPC

ノートPCの側面からまっすぐHDMIケーブルが突き出ると、マウスの可動域や隣の機器と干渉します。

ケーブルを本体の後ろや下へ回す「左向き/右向き」または「下向き」のL字で解決します。

持ち運ぶノートPCでは、挿したまま鞄に入れると端子を痛めるので、使うときだけ着ける前提で選びます。

テレビ台・ラックの隙間

レコーダーやゲーム機をラックの棚に収めると、背面の板までの奥行きが足りず、ケーブルが折れ曲がることがあります。

棚板とのクリアランスに合わせて下向き・横向きを選びます。奥行きがぎりぎりなら、コネクタの出っ張りが小さい薄型のL字が有利です。

対応バージョン・4K対応の確認

L字アダプタは内部で信号を中継するため、安価な製品だと4KやHDR、4K/120Hzが通らないことがあります。

「4K/60Hz対応」「HDMI 2.1(48Gbps)対応」「HDCP対応」と具体的に書かれた製品を選びます。

バージョン表記だけでなく、出したい映像(4K/60Hzなのか4K/120Hzなのか)が個別に書かれているかを見ます(HDMIバージョンの違い早見表)。

L字アダプタの注意点

端子・基板への負荷(テコの原理)

L字アダプタは、まっすぐ挿すより機器のHDMI端子に横方向の力がかかりやすい点に注意します。

アダプタ+ケーブルの重みが端子の付け根にテコのように効き、長期間では端子のグラつきや基板のはんだ割れの原因になります。

アダプタの先のケーブルは必ず近くで固定して、端子に荷重がかからないようにします。

重い硬いケーブルとの組み合わせは避けます。

変換ロスと相性で映らないことがある

L字アダプタは接点が1か所増えるため、信号がぎりぎりの環境(長いケーブル、4K/120Hz、HDR)では、アダプタを足したことで映らなくなることがあります。

映らなくなったらアダプタを外して直結で確認し、映るならアダプタの相性・品質の問題です。

全ピン結線・帯域対応を明記した製品に替えるか、片側L字のケーブルにします。

切り分けは HDMIが映らない・つながらない時の原因と対処 を参照してください。

回転式(ロータリー)タイプという選択肢

向きが読めない、複数の機器で使い回したい場合は、コネクタ部分が360度回転する「ロータリー式」のL字アダプタが便利です。

1個で上下左右すべての向きに対応できます。

ただし可動部があるぶん、固定式より接触不良や耐久性の面でやや不利なので、頻繁に動かさず、決まった角度で使うのがコツです。

100均のL字アダプタは使えるか

ダイソーなどでもL字アダプタが売られており、フルHDや4K/30Hz程度の用途なら使えることが多いです。

ただし4K/60HzやHDR、4K/120Hzは通らない個体があり、向きの選択肢も限られます。用途が軽ければ試す価値はあります。

詳しくは 100均のHDMI延長アダプタ・L字アダプタは使える? にまとめています。

よくある質問

L字アダプタで画質は落ちますか

対応帯域内なら落ちません。ただし信号がぎりぎりの環境では、接点が増えることで映らなくなることがあります。使う映像(4K/60Hz、4K/120Hzなど)に対応した製品を選べば問題ありません。

「上向き」「下向き」はどう見分けますか

コネクタを正面から見て、幅の広い面を上にした状態で、ケーブルが上へ出るなら上向き、下へ出るなら下向きです。

商品説明では機器に挿した状態の写真で示されるので、自分の機器の端子の向きと照らし合わせます。

L字アダプタとL字ケーブル、どちらが安定しますか

接点が増えない片側L字のケーブルのほうが安定します。

すでにケーブルがあり買い替えたくない、向きを試行錯誤したい、という場合はアダプタが便利です。

L字アダプタを2つ重ねてU字にできますか

物理的には可能ですが、接点が増えて不安定になり、端子への負荷も倍増するので推奨しません。

180度向きを変えたいなら、その向きのケーブルを使うか、配線ルートを見直します。

L字にすると長さは変わりますか

ほとんど変わりません。L字アダプタが足すのは数cmで、延長目的には使えません。

長さを延ばしたいなら中継コネクタや延長ケーブルを使います(HDMIの中継コネクタ・メスメス延長アダプタの使い方)。

まとめ

HDMIケーブルの向きを変えたいだけなら、既存ケーブルの先に挿すL字(90度)変換アダプタが手軽です。

これから買うなら片側L字のケーブルのほうが安定します。

向き(上/下/左/右、または回転式)は、機器の端子の位置と壁・家具との距離で選びます。

L字は端子に横方向の負荷がかかるのでケーブルを近くで固定し、4Kや4K/120Hzを使うなら帯域対応を明記した製品を選びます。

長さを延ばす方法は HDMIを延長する方法まとめ を参照してください。

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